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モダンな盆提灯ができるまで

2016年6月9日

お盆の時期に、ご先祖様が迷わず家に帰ってくる目印として、仏壇のまわりに飾る盆提灯。

 

灯りをともせば、ご先祖様のおもてなしにふさわしい優しい光が広がり、心が落ち着きますね。そのやすらぎは、提灯部分の和紙のあたたかみによるものと言っても過言ではありません。ギャラリーメモリアの盆提灯は、その和紙の品質にとてもこだわって作っています。

ログメイン紹介

現代盆提灯『ログ』は、2016年の最新商品。“立体手漉き”と呼ばれる技術で和紙を筒状に成形し、楮(こうぞ)の繊維を巻き付けました。和洋どちらにも合う、まるで白樺の木のような優しいデザインです。

ログ点灯イメージ

“立体手漉き”とは、筒型や球形に和紙を漉き上げる、世界で初めての技術です。平面状の和紙を組み立てているのとは異なり、継ぎ目がなく、たおやかな自由曲線が生まれます。しかも『ログ』はあえて着色していないので、楮本来のやわらかな素材感が活きています。

 

では素材となる和紙は、いったいどのように作られているのでしょうか。

工場画像

ここは、かつて因幡(いなば)と呼ばれた鳥取県の東部。穏やかな気候と緑豊かな自然に囲まれています。山間を流れる清らかな水とともに和紙づくりが代々受け継がれ、「因州和紙」として古来より名を馳せています。

楮

これが和紙の原料・楮(こうぞ)。クワ科の落葉低木で、高さは2~5メートル程度です。繊維が太く長いため、強い紙が作れます。水墨画用紙、書道用紙、工芸品など、幅広く親しまれています。

 

では、和紙ができるまでの工程をご紹介します。

チリより

1、【煮熟・漂白・塵選り】

原料の楮を煮熟します。そのあとアクを抜いて漂白し、付着している塵などを丁寧に取り除きます。

 

離解

2、【離解】

原料を解きほぐす機械を使い、必要な長さと太さに調整します。

 

抄紙

3、【抄紙(しょうし)】

大きさが整った原料を漉き舟に入れ、水や粘剤と混ぜ合わせて漉いていきます。

 

  検品

4、【乾燥・仕上げ・検品】

漉きあがった和紙は乾燥させ、ゴミなどのチェックをして、完成です。

 

 楮巻き付けた

 このように和紙は時間と手間のかかる工程を経て、出来上がります。

楮のやわらかな質感と、そこからこぼれる灯りのあたたかみは、手作りで丁寧に作られた証です。

 

もうすぐ訪れる、お盆の特別な時間。ご先祖様への感謝の気持ちを表す盆提灯だからこそ、良いものを選びたいですね。

 

このほかにもギャラリーメモリアの盆提灯は、現代の住まいに似合うモダンデザインでありながら、伝統と品質にこだわり抜いたものばかり。ぜひお近くの店舗で、実物をお確かめください。

 

ギャラリーメモリアの現代盆提灯の紹介はこちら

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