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盆踊りの意外な由来とは?

2016年6月27日

盆踊りは、日本全国で古くから行われている夏の行事です。なかでも日本三大盆踊りといえば、秋田県「西馬音内の盆踊り(にしもないのぼんおどり)」、岐阜県「郡上踊り(ぐじょうおどり)」、徳島県「阿波踊り(あわおどり)」が有名です。リズミカルな太鼓、優美な踊り、艶やかな浴衣、その幻想的な雰囲気は、大人も子供もワクワクさせてくれます。
盆踊りの子ども
室町時代の文献に盆踊りのことが書かれていますが、実際はもっと古くからある民俗行事であり、その起源ははっきりしていません。初期の盆踊りは、初盆を迎える家の前で近所の人が輪を作って踊り、お盆に戻ってきた故人の霊を慰めるものでした。秋田県「西馬音内の盆踊り」には、「亡者の踊り」という側面があります。すっぽりと黒い頭巾を被って顔を隠した一団が、現世の悲運を悼み、来世の幸福を祈って、哀調の漂う節回しで踊ります。

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このように盆踊りには、霊を供養するという意味がありましたが、時代とともに宗教的な要素が薄れていきました。江戸時代には、身分の隔てなく無礼講で踊り明かす娯楽として発展し、軽快な音頭や踊りが数多く作られるようになりました。現代でも夏祭りのイベントとして、地域の活性化に重要な役割を担っています。
盆踊り会場
夏になると、読み返したくなるのが、山田太一氏の小説『異人たちとの夏』。大林宣彦監督によって映画化されて、1988年度の映画賞を独占したので、ご覧になった方もいるでしょう。子どもの頃に交通事故で両親を亡くした男性が、夏のある日、両親と出会います。キャッチボールをしたり、手作りのアイスクリームを食べたり。一緒に過ごすうちに、強がっていた心がだんだん素直になっていき、体は衰弱していく・・・ミステリアスでせつない物語です。

盆踊りでは、知り合いに出くわしたり、音信不通だった友人の話を耳にしたりすることがあります。もしかすると『異人たちとの夏』のように、時空を超える不思議な出会いがあるかも知れませんね。

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