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薫る秋のお彼岸に「お香のマメ知識」

2017年9月21日

名古屋栄店

9月20日から26日までは秋のお彼岸。お墓参りにかかせないお線香についてのマメ知識をまとめました。

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そもそも、香りの歴史をたどっていくと、その起源は5000年前の古代エジプト文明にまで遡ります。ミイラづくりの防腐剤として、既に香料が使われていました。アロマテラピーで用いられる精油ミルラはそのミイラが語源。良い香りは神に捧げるものであり、同時に穢れを払い清めるものとされ、王や神官がお香を捧げる様子がピラミッドの壁画にも残されています。

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香りの歴史は東西に分かれ、ヨーロッパでは香水文化に、インドでは仏教と結びつき、中国を経て日本に伝わりお香文化に発展。お線香の歴史は、室町時代から安土桃山時代の頃に、贈答品として用いられたという記録が残っています。

さて、日本のお香文化ですが、聖徳太子の頃には既に輸入されていました。そのお香を広くひろめたのが鑑真和上。当時の唐の皇帝が「日本に行くなど断じて許さん」と命じるほどの高僧で、日本に渡ろうとして何度も失敗して失明した話は有名です。5回の失敗で、6度目に日本にたどり着いた鑑真和上は、仏教を改革し、書道・薬草(医学)などにも強い影響を与え、お香の配合技術を伝えたと言われています。その後、遣唐使が廃止。お香は日本独自の文化へと発展していくのです。

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お香やお線香の原料は、自然からの贈りもの。身近なスパイスも原料になっているんですよ!例えば、お料理やお菓子作りによく使われる桂皮(シナモン)や丁子(クローブ)、大茴香(スターアニス)などは、皆様もよくご存知ではないでしょうか。また、香木といえば、沈香・白檀・伽羅は有名ですね。特に白檀は、サンダルウッドという精油として古今東西で大変人気があります。スパイスや漢方薬と同じ原料で出来ており、親しみやすい身近な香りです。

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では、お線香の香りや煙には一体どんな意味があるのでしょうか。

「香り・煙」には神様・仏様に捧げる供物であり、汚れを祓い浄めるという意味と、亡くなられた方へのごちそうという意味があります。ギャラリーには、様々な香りのお線香を取り揃えております。季節や気分によって香りを変えるのも素敵ですね。

 

最近ちょっとしたマイブームなのが、匂い袋。ちくちくと手縫いした小さな袋に匂い香を詰めて、ジャケットのポケットにしのばせています。ほんのりと薫る優しい香りに心が癒されとても幸せな気持ちに。火が使えなくても、香りを楽しむことが出来ます。600年前に、一休禅師(一休さん)が日本に紹介した「香の十徳」の一つにもこのように書かれています。

「塵裡偸閑(ジンリニハヒマヲススム)忙しいときにくつろぎを与えてくれます。」

他にも、「香の十徳」には、心身を清浄にしたり、感覚が研ぎ澄まされ集中でできる・・・などとあります。

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お仏壇屋で働く前は、香りを楽しむときには、香水やアロマオイル。今では、スーツにほのかに移るお線香の奥ゆかしい香りに安らぎを感じ、お線香の古風な香りがとても素敵に思うように。

皆様もご先祖様や大切な方とともに、お線香の香りを心で感じられてはいかがでしょうか。煙が立ち上っていく姿を見ると、心の奥深くにあるいろんな思いも一緒に届けてくれるかのようです。

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お彼岸の機会に、お気に入りの香りを見つけられてはいかがでしょうか。

ギャラリーメモリア名古屋栄は、TV塔のすぐ近くでアクセス抜群の好立地!皆様のご来店をスタッフ一同心よりお待ちしております。

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